フィリップ・フィッシャーの本まとめ | バフェット推奨の投資本

フィリップ・フィッシャーの本

バフェットの投資に重大な変化をもたらしたフィリップ・フィッシャーの著作は日本語ではパンローリングから以下3冊が出版されています。

バフェットは①と②の2冊を勧めています。

「フィリップ・フィッシャーの本を制覇したいぜ」という意欲的な人は、①→②→③の順で読むべきです。②は①の続編ですし、③は②の後に出た本だからです。

どれかまず1冊という人は①を読みましょう。

目次

1 株式投資で普通でない利益を得る(2016年7月)

著:フィリップ・A・フィッシャー
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原題:Common Stocks and Uncommon Profits by Philip A. Fisher(初版は1958年)

本書は、フィッシャーの最初の著作です。

邦訳は、原著の初版ではなく、その後の改訂版(最新版)を訳したものです。

2 株式投資が富への道を導く(2016年4月)

著:フィリップ・A・フィッシャー
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原題:Paths to Wealth Through Common Stocks(初版は1960年) 

本書は、『株式投資で普通でない利益を得る』の続編です。

したがって、前記1の次に読むべきです。

前記1と本書の2冊をバフェットは特に勧めています。

On investment books, if you’re asking about that, I would recommend the first two books that Phil Fisher wrote back around 1960, “Common Sense [Stocks] and Uncommon Profits” and the second one [“Paths to Wealth Through Common Stocks”]. They’re very good books.

(バークシャー・ハサウェイ年次総会1996年 午後28)

フィル・フィッシャーの2冊の本を初めて読んだ時、私は非常に影響を受けました。1960年頃のことでした。その2冊は素晴らしい本だと思いますし、フィルは素晴らしいと思います。

(“I was very influenced by Phil Fisher when I first read his two books, back around 1960 or thereabouts. And I think that they’re terrific books, and I think Phil is a terrific guy.”)

(バークシャー・ハサウェイ年次総会1995年 午後9)

3 投資哲学を作り上げる/保守的な投資家ほどよく眠る(2016年5月)

著:フィリップ・A・フィッシャー, 監修:長尾 慎太郎, 翻訳:丸山 清志
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これは以下2冊の原著作を1冊の邦訳本にまとめたものです。

原題

『保守的な投資家ほどよく眠る』:Conservative Investors Sleep Well(初版は1975年)

『投資哲学を作り上げる』:Developing an Investment Philosophy(初版は1991年)

4 ウォーレン・バフェットによるフィリップ・フィッシャー評

フィリップ・フィッシャーを高く評価する著名投資家といえばウォーレン・バフェットです。

彼の『株式投資で普通でない利益を得る』を読んだ後、フィル・フィッシャーを探しました。彼に会ったとき、私は彼のアイデアのようにその人物そのものに感銘を受けました。フィルのテクニックを使用することによってビジネスを徹底的に理解することにより、賢明な投資を行うことができるでしょう。

“I sought out Phil Fisher after reading his Common Stocks and Uncommon Profits…When I met him, I was impressed by the man as by his ideas. A thorough understanding of the business, obtained by using Phil’s techniques…enables one to make intelligent investment commitments.”

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